賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律案(サブリース)

去る、2020年3月6日に 「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律案」が閣議決定、致しましたので、今回は少々中身を紐解いてみたいと思います。

法案の概要

良好な居住環境を備えた賃貸住宅の安定的な確保を図るため、
サブリース業者と所有者との間の賃貸借契約の適正化のための
措置を講ずるとともに、賃貸住宅管理業を営む者に係る登録制度を設け、
その業務の適正な運営を確保する

という、内容です。

法案の背景・必要性は色々あるのですが、一番目的は「サブリース」の健全化の様です。 近年「サブリース」家賃保証等の契約条件の誤認を原因とするトラブルが多発し、社会問題化しています。

今回の、法案で私が一番注目したいのは「賃貸住宅管理業者の登録制度を創設」です。これは、オーナー様にとってはより一層安心して「賃貸業」を営むことができ、また、安心して「賃貸業」を始めることが出来ると思います。

もともと、国交省は賃貸住宅の管理業者を登録する制度を設けておりましたが、登録は任意でした。今回はそこを「登録の義務付け」と「業務管理者の配置」まで踏み込み「定期報告」まで盛り込んでいます。

昨今、金融機関の締め付けで、新たに『賃貸業』を始めるには多大な自己資金が必要になってしまいました。これは、心無い、一時の荒稼ぎを前提とした業者が多くなったことによるものです。健全に業務を行っている不動産屋さん、賃貸業を新たに志そうとしている投資家の方々に多大な損害を与えております。さらに、一番わりを食うのは他でもないエンドユーザー「賃借人」ではないでしょうか。

今後、この法案が成立すれば大きく賃貸業は健全化するのではないかと私は思います。不動産業者としては、業務が増え経費が掛かりますが、不動産業界の健全化・透明化には代えられないと思います。

まだまだ、不動産業はイメージが悪い業界です。少しでも業界が健全にそして繁栄するように、微力ながら努力し続けていければと思います。

それでは、また。

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